パパへの感謝ラベルに 「父の日」前に体験イベント 酒々井の蔵元・飯沼本家

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父の日を前に日本酒のオリジナルラベル作りに家族で挑戦した=酒々井町
父の日を前に日本酒のオリジナルラベル作りに家族で挑戦した=酒々井町
オリジナルの日本酒ラベル作りをし家族で記念撮影
オリジナルの日本酒ラベル作りをし家族で記念撮影

 16日の「父の日」を前に、酒々井町馬橋の老舗蔵元「飯沼本家」で、日本酒のラベル作り体験イベントが行われた。参加者たちは父親への日頃の感謝やねぎらいの意を込め、オリジナルのラベルを制作。我が子からメッセージ入りのお酒を受け取った“パパたち”に笑みが広がった。

 ラベル作りの講師を務めたのは一宮町在住の美術家、こまちだたまおさん(47)。昨年春に発行した、千葉市の地域資源を紹介する絵本「ぼくのわたしの ちばじまん 4つのたからもの」(千葉日報社編集)の作者としても知られている。

 参加者たちは、シルクスクリーンと呼ばれる版画の技法で「感謝」「ありがとう」などのメッセージを印刷。その後、家族で協力しながらカラフルなラベルを完成させた。こまちださんは「お子さんの愛情がたっぷり詰まった、世界に一つのラベル」と話した。

 家族6人で参加した東金市の自営業、鈴木浩司さん(44)は「子どもたちが楽しめるいいイベント」。伯母と母親の3人で父の似顔絵を描いた四街道市の小学6年、斉藤聖奈さん(11)は「感謝の気持ちを伝えられたらいい。喜んでくれると思う」と振り返った。

 飯沼本家は江戸時代創業と伝わる造り酒屋で、300年以上の歴史を持つ。常務の飯沼一喜さん(34)によると、父の日向けのラベル作りイベントは初の試み。一喜さんは「新たな企業ビジョンの下、日本酒の文化を広めていきたい。日本酒が感謝を伝えるツールになれば」と期待した。