サンブスギの森守れ 山武で親子ら90人苗木植樹

参加者はスコップで穴を掘り、50センチ程に育った苗木を植え付けた=山武市の日向の森
参加者はスコップで穴を掘り、50センチ程に育った苗木を植え付けた=山武市の日向の森

 ブランド杉「サンブスギ」の産地として有名な山武市雨坪の市有林「日向の森」で植樹会が開かれた。手入れが滞っているサンブスギの森を再生させる取り組み。市内外から親子連れなど約90人が参加し、膝丈ほどに育った苗木を1本ずつ丁寧に植え付けた。

 公益財団法人「Save Earth Foundation」(渡辺美樹理事長)などによると、日向の森は面積約10万平方メートル。一帯では古くから林業が盛んだったが海外の輸入建材の増加や伝染病被害などで建材価格が下がり、近年は管理が行き届いていない状況が続いている。

 植樹会は2012年から市と保全活動協定を結び間伐などをしている同法人が17年から毎年開いている。

 参加者は、スコップ片手に深さ数十センチの穴を掘り、計約150本を等間隔に植樹。「森で植樹するのは初めてで貴重な体験」と汗を拭いながら森の再生を祈った。また、3年前に植樹された区画で苗木が人の背丈ほどに育っているのを見て大きな歓声を上げていた。


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