「発酵」推進の部署誕生 神崎町道の駅との連携図る

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発酵によるまちづくりを進めていく室員=神崎町役場
発酵によるまちづくりを進めていく室員=神崎町役場

 「発酵」をキーワードに地方創生を目指す神崎町は今月から、まちづくり課内に「発酵の里推進室」を新設した。道の駅と連携した発酵の体験講座を企画したり、他自治体からの視察を受け入れたりしていく。

 同室によると、町では二つの老舗蔵元が独自に開催してきたイベントを統合し、2009年に「酒蔵祭り」をスタート。同年から発酵によるまちづくりを本格的に始め、「全国発酵食品サミット」の開催や、全国の発酵食品を取りそろえる「道の駅発酵の里こうざき」の開業などを行ってきた。

 同室は今月4日に急逝した石橋輝一町長の構想で、昨年秋から設置の準備を進めてきた。課内の5人がメンバーとなり、室長は同課の池上至人企画係長(45)が務める。

 道の駅を核としたまちづくりを推進し、各種講座やイベントの開催や、観光分野との連携などを図っていく。同町は県内で人口が最少のため、他自治体との差別化を図り、移住定住の促進にもつなげたい考え。

 池上室長は「発酵で町を元気にしたい。町民の理解や協力を得られるよう謙虚に取り組んでいく」と話した。