市民歓迎も周知課題 千葉市中央区役所きぼーるに移転

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きぼーる11階に移転した千葉市中央区役所=7日
きぼーる11階に移転した千葉市中央区役所=7日

 千葉市中央区役所が複合施設「きぼーる」に移転し、7日、初めての開庁日を迎えた。真新しい窓口に多くの市民が訪れ、各種の手続きを行った。“新区役所”に来庁者からは便利になったと歓迎する声が上がった一方、移転を知らず以前の場所に足を運んだケースも。区内外への周知不足が課題として浮かび上がった。

 市美術館と同じ建物にあった同区役所は約300メートル離れた同施設11階に移転。職員らはゴールデンウイーク中に引っ越し作業やシステムの接続確認などを行い、この日に備えた。同施設には保健福祉センターも入っており、市民の利便性向上が期待されている。

 年金関係の手続きで訪れた中央区の主婦、永井由貴子さん(76)は「以前は違う建物を行き来しないといけなかったので助かる。便利になった」と話した。同区の無職、鎗田修弘さん(77)は「必要な窓口が一通りそろっているので楽になる」と喜んだ。

 相続関係の手続きで来庁した市原市の女性(55)は「連休明けだから混んでいるのかもしれないが、手続きを待つ間の座る場所がもう少しあれば良いのに」と要望。移転を知らず以前の建物を訪れてしまい、張り紙を見て新区役所に来たという。

 区役所の担当者は「大きなトラブルもなく、順調に引っ越しできた。移転初日の7日も問題なかった。駐車場のスペースが限られているので、来庁する際には公共の交通機関を使ってほしい」と呼び掛けた。