2019年4月28日 05:00 | 有料記事
「埼玉県民にはそこら辺の草でも食わせておけ!」-。東京にディスられる(=ばかにされる)埼玉の反逆を描いたコメディー映画「翔んで埼玉」が大ヒット上映中だ。笑いのつぼを心得た武内英樹監督は、実は世間が埼玉と比べる千葉の出身。演出のメガホンを容赦なく振るって、劇中で千葉もなぶる。「東京と名の付くものが多い」「地引き網で鍛えた足腰」など自虐ネタ満載も、その裏に郷土愛が透けて見える。
(政経部・加藤凱)
-原作漫画には千葉が登場しない。
「原作を読んで、埼玉が ・・・
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