白砂青松の復活願う 白子中生徒がクロマツ植樹

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クロマツの苗木を植樹する白子中の生徒たち=白子町中里
クロマツの苗木を植樹する白子中の生徒たち=白子町中里

 白子町と県北部林業事務所は同町中里の県有保安林でクロマツの植樹を行った。植樹は町立白子中学校の生徒が実施。約千平方メートルの砂地に千本を植えた。

 参加したのは約200人。約1メートル間隔で立てた竹の添え木の横に穴を掘り、高さ20~30センチの苗木を植えた。砂地が硬く、穴を掘るのに苦戦しながらも、「しっかり育って」と一本一本丁寧に植え、優しく踏み固めた。

 中学生の植樹は2013年に始まり、これまでに1万4千本が植えられ、順調に育っている。同町の松は松食い虫の影響などで減ったが、東日本大震災では津波被害の軽減に一定の効果があったという。

 生徒と共に作業した林和雄町長は「白砂青松を復活させることが津波対策にもなる。心を込めて植え、成長を確かめにきて」と訴えた。