早くも田植えスタート 超早場米、7月にも新米

 青々と生育した苗が田植機で水田に差し込まれた=20日、いすみ市
 青々と生育した苗が田植機で水田に差し込まれた=20日、いすみ市

 千葉県内有数の米どころとして知られるいすみ市で20日、早くも田植えが始まった。品種は超早場米の「五百川」。順調に生育すれば7月10日ごろに稲刈りができ、同月下旬にも新米が楽しめる。

 五百川はコシヒカリから選抜して作られ、生育期間は約100日。同市新田野の農業会社「新田野ファーム」が、台風シーズン前の収穫や作業時期の分散化を目的に昨年から栽培している。

 温室内で2月20日に種まきした苗は約15センチまで成長。この日は社員が軽トラックであぜまで運び、田植機で水田に差し込んでいった。田植えは昨年より9日早いが、気温が低くても深水で管理すれば苗は育つという。

 藤平正一社長(68)は「昨年、五百川は大好評だった。新米をより早く皆さんにお届けしたい」と話した。

 同社は約170ヘクタールの水田でわせ品種や酒米、多収米などを手掛けており、順次田植えが行われる。


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