「ゆるスポーツ」で笑顔 佐倉高OB萩原さん講師に学生ら体験 五輪交流へ新競技も考案

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年齢や性別を問わず、あらゆる人たちが楽しめる新スポーツ「ゆるスポーツ」に触れるイベントが、佐倉市内で開かれた。
年齢や性別を問わず、あらゆる人たちが楽しめる新スポーツ「ゆるスポーツ」に触れるイベントが、佐倉市内で開かれた。
「楽しむことが大事」と話す萩原さん
「楽しむことが大事」と話す萩原さん
ベビーバスケを体験し、ボールが泣き出さないようにパス回しをする学生たち=佐倉市
ベビーバスケを体験し、ボールが泣き出さないようにパス回しをする学生たち=佐倉市

 年齢や性別、運動神経などを問わず、あらゆる人たちが楽しめる新スポーツ「ゆるスポーツ」に触れるイベント「佐倉ゆるスポーツ体験イベント&ワークショップ」(佐倉市主催)が、同市宮前のミレニアムセンター佐倉で開かれた。佐倉高校OBで「世界ゆるスポーツ協会」事務局長の萩原拓也さん(35)を講師に迎え、地元の学生らが新感覚のスポーツに挑戦。2020年東京五輪の際に選手らと交流する新競技のアイデアも出し合った。

 ゆるスポーツとは、せっけんで手をぬるぬるにしてハンドボールを行う「ハンドソープボール」、両手に手錠をかけて行う「手錠バレー」など、ユニークな発想で生み出された新スポーツ。15年に同協会が発足して以来、約40種類の公式競技が誕生している。

 イベントには地元の高校・大学生15人が参加し、ゆるスポーツの代表的な競技「ベビーバスケ」を体験。激しく動かすと赤ちゃんの泣き声を発する特殊なボールを使ったバスケットボールで、ボールを泣かせてしまうと相手チームに渡さないといけないルール。学生たちはボールが泣き出さないようにそっと仲間にパスしたり、慎重にキャッチしたりしながら得点を目指した。

 どのくらいの衝撃でボールが泣き出すかをつかむのが難しく、試合中のコートからは笑い声が絶えなかった。市内に住む駒沢大3年の宍倉諒さん(21)は「バスケ経験者だが、思ったよりもしっかりと体を動かすスポーツで、いい運動になった。機会があればまた体験したい」と満足そうだった。

 「佐倉で才能が開花する」をテーマに萩原さんの講話も開催。自身の学生時代やサラリーマン時代を振り返りながら、「特に秀でたところはなかったが、楽しむことは知っていた。仕事を楽しむことができれば、仕事が趣味になる」「何事も続けていくのが大事。楽しむと、続けることができる」と、楽しむことの大切さを強調。学生らは熱心に聴き入った。

 同市が東京五輪の米国陸上チームのホストタウンとなっていることを受けて、選手やファンたちと一緒に楽しむゆるスポーツを考案するワークショップも開催。学生たちは3グループに分かれて新たなゆるスポーツを考え、発表した。市地域創生課の担当者は「今後もワークショップを継続し、実際に交流できる競技ができるまで磨き上げたい」と話していた。