里山の魅力知って!! プチ・プレミアム実感 自然体験ツアールポ(千葉市若葉・緑区)

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県内産の農産物など約2000品が並ぶ「加曽利房の駅」=千葉市若葉区
県内産の農産物など約2000品が並ぶ「加曽利房の駅」=千葉市若葉区
千葉の原風景が残る「大草谷津田いきものの里」=千葉市若葉区
千葉の原風景が残る「大草谷津田いきものの里」=千葉市若葉区
観光農園「エーアト・ベーレ」の県内産品種イチゴ「チーバベリー」=千葉市緑区
観光農園「エーアト・ベーレ」の県内産品種イチゴ「チーバベリー」=千葉市緑区

 緑豊かな「グリーンエリア」千葉市若葉・緑区の魅力を発信しようと、千葉市観光協会による関係者向けの観光プロモーションツアーが開催された。海辺のイメージが強い千葉市だが、里山の魅力を体感できるスポットもたくさんあるらしい。ツアーのテーマは「都心から近い里山へ~プチ・プレミアムな自然体験プラン~」。「プチ」だけど「プレミアム」? な期待を胸に、ツアーへと参加した。

(千葉市政部・八本彩香)

◆加曽利房の駅

 JR千葉駅をバスで出発し、約25分で千葉県産土産の販売店「加曽利房の駅」(千葉市若葉区)に到着。千葉市産のほうれん草など“千葉のおいしいもの”約2千品が手頃な価格で並ぶ。

 お店に入ると「どうぞ」と甘酒を手渡された。一口飲めば、米こうじのすっきりとした甘さに思わず「ほっ」。甘酒の試飲サービスは通年で行っているそうで、ゆっくりと味わいつつ店内を回ることができた。隣にはパン工房も併設されているのでドライブ途中の休憩にもぴったり。

◆大草谷津田

 続いて千葉の原風景が残る「大草谷津田いきものの里」(同)を訪れた。私有地だが、自然環境を保全するため千葉市が土地所有者と協定を結び管理している。トンボやサワガニが湧き水や稲田でありのまま生きる、まさに“別世界”。深呼吸をすると、まるで自分が自然の一部になったような気がした。

 この日は稲田でボランティアらが協力して「ニホンアカガエル」の卵を観察中。貴重な自然の存在を広く知ってほしいが、不届き者による動植物乱獲で生態系が破壊される恐れもあり、大々的にPRするべきか悩むところだという。千葉市環境保全課は「里山が息づく場所。大切に守りたい」と話す。

◆エーアト・ベーレ

 イチゴ狩りの観光農園「エーアト・ベーレ」(千葉市緑区)は約1500坪の敷地で、千葉県産の人気品種「チーバベリー」など7種類を栽培。常時3、4種類程度が味わえる。

 真っ赤なチーバベリーは一口かじると果汁がじゅわ。酸味と甘みのバランスが絶妙で何粒でもいけそうだ。同園の田中幸男代表が「他の農園にはないくつろぎ空間にした」と話す休憩スペースは広くてゆったり。おなかいっぱい食べた後でものんびりできそうだ。

◆千葉市=観光地へ

 このほか、加曽利貝塚縄文遺跡公園(千葉市若葉区)やホキ美術館(千葉市緑区)など観光施設計7カ所を1日で巡った。自然にプラスして食や歴史、芸術も楽しめるグリーンエリア。多彩な魅力がぎゅっと詰まっていて、参加者からは「都心からのアクセスの良さが抜群。もっと観光地としての魅力をアピールすべき」との意見が続出した。

 個人的にはグリーンとか里山って女子向き? と半信半疑で参加したが、魅力的なスポットの多さを実感。日々の疲れを癒やす、手軽だけどぜいたく、まさに「プチ・プレミアム」な時間を十分に堪能できた。今度は気が置けない友人を誘って出掛けてみようか-。