日本Vへ声援を きょう1日からゴールボール世界大会 選手「音の世界感じて」 ポートアリーナ

本番に向けて公式練習を行う日本代表選手ら=31日、千葉市中央区の千葉ポートアリーナ
本番に向けて公式練習を行う日本代表選手ら=31日、千葉市中央区の千葉ポートアリーナ
公式練習を終え、記者会見する日本代表選手6人
公式練習を終え、記者会見する日本代表選手6人

 国際大会「2019ジャパンパラゴールボール競技大会」の開幕に先立ち、日本代表チームが31日、試合会場の千葉ポートアリーナ(千葉市中央区)で公式練習を行った。強豪がそろった同競技大会で優勝を目指す日本。練習後に記者会見した代表選手らは「競技の面白さを知って」「見えない音の世界を体感して」と多くの来場と声援を求めた。観戦は無料。

 ゴールボールは目隠しをして行う視覚障害者向けの競技で、鈴が入ったボールを相手ゴールに投げ合い得点を競う。2020年東京パラリンピックで、ゴールボールは美浜区の幕張メッセが決戦の舞台になる。日本は12年ロンドンパラで初の金メダルを獲得。昨年のアジアパラでも頂点に立ち、20年大会もメダルの期待がかかる。

 同競技大会には世界ランキング4位の日本と同1位のブラジル、同2位のトルコ、同6位の米国が出場。日本の市川喬一ヘッドコーチは「20年に向けて、今の日本の実力を知る良い大会。優勝を目指して諦めずに戦う」と話した。

 31日の公式練習で、選手らは守備の陣形などを入念に確認。コンディションを整えるため、早めに切り上げた。練習後の記者会見で、競技歴2年で代表に選ばれた期待の若手、萩原紀佳選手(17)は「練習の成果を出し切りたい。強豪と戦えるのでワクワクしている」と試合を楽しみにしている様子。

 「感謝の気持ちを持って戦う」と話したのは、守備の要の小宮正江選手(43)。「見えない世界の戦いだけど、さまざまな戦術を駆使してプレーしている。世界レベルの試合でゴールボールの面白さを知ってほしい」。ベテランの浦田理恵選手(41)は「たくさんの人に競技を見てもらうチャンス。体験会もあるので、一人でも多くの人が見えない音の世界を体感してくれれば」とアピールした。

 同競技大会は1、2日に予選リーグ、3日に決勝戦と3位決定戦を行う。日本は1日午前11時から、ブラジルとの初戦に臨む。大会期間中、一般向けの競技体験会も開く。


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