マリンをボールパーク化 キャッチボール広場新設 千葉市、ロッテなど協定

新たに開設する「マリンひろば」のイメージ図(千葉ロッテ提供)
新たに開設する「マリンひろば」のイメージ図(千葉ロッテ提供)

 千葉市美浜区のZOZOマリンスタジアムをボールパークに-。プロ野球の千葉ロッテマリーンズは15日、千葉県や千葉市とボールパーク化を推進する協定を結んだ。野球観戦だけではなく、さまざまな体験を楽しめるのがボールパーク。今後、3者は同スタジアムと周辺エリアを一体的に整備し、地域のにぎわい創出を目指す。第1弾としてキャッチボールができる広場を整備するとともに、駐車場を増設。3月29日の開幕戦までの完成を見込む。

 県公園緑地課によると、3者は昨年1月ごろから、同スタジアム周辺エリアの利便性向上や活性化に向けて協議。協定を通じ、エンターテインメント空間の醸成や「体験するスポーツ」の場の実現に向け、3者が協力して取り組む。まずは千葉ロッテから提案のあったキャッチボールができる広場「マリンひろば」とスタジアム利用者用駐車場の2施設について整備を決めた。費用については千葉ロッテが負担する。

 マリンひろばは同スタジアム隣に新設。周囲をフェンスで囲い、球場内と同じ人工芝を使用する。利用者は中学生以下を想定し、面積は約850平方メートル。主にプロ野球試合開催日に開場し、ナイトゲームの日は試合開始2時間前から、デーゲームの日は同2時間半前からキャッチボールを楽しめる。料金は無料。

 増設する駐車場は「スタジアム海側駐車場」。既存の植え込みを撤去し、現行の181台から132台増の計313台分のスペースを確保する。試合開催日の駐車料金は1100円。拡張を機に、駐車場事前予約サービスの導入も新たに計画している。

 家族連れらさまざまな利用者を呼び込むことで同エリアを活性化させ、駐車場不足の解消も図る。千葉ロッテの担当者は「スタジアムだけでなく幕張のまちの盛り上げに一役買えれば」と期待した。

 3者は今後、新たな施設整備も検討。千葉ロッテが中心になってボールパーク化を進め、県と市は、公園の適正管理や計画のサポートを行うという。


  • LINEで送る