鯖威張(サバいば)る駅弁で“生き残り” 銚子電鉄、特産サバ使い新商品 「まずい棒」に続くヒット狙う

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銚子電鉄などが開発した「鯖威張る弁当」の試作品
銚子電鉄などが開発した「鯖威張る弁当」の試作品

 厳しい経営状況が続く銚子電鉄(銚子市、竹本勝紀社長)は、市内の居酒屋と連携して、銚子漁港で水揚げされたサバをふんだんに使った駅弁「鯖威張(サバいば)る弁当」を開発した。特産品をPRし銚子への来訪者を増やす狙いもある。同電鉄の“サバイバル”に向け開発した新商品が、ぬれ煎餅や、経営難を逆手に取って名付けたユニークなスナック菓子「まずい棒」に続く人気商品となるか注目が集まる。

 弁当には、サバのほぐし身の入ったご飯に、サバの切り身を乗せた。「大きい切り身が威張ったように“鎮座”している」(竹本社長)ような様子と、同電鉄の“生き残り”(サバイバル)を掛け名付けた。相性の良いオリーブオイルで仕上げており、竹本社長は「臭みがなく、サバ本来のうま味を引き立たせた」と太鼓判を押す。

 市内の居酒屋「祭ばやし」が製造し、同電鉄が仕入れて販売する予定。1日100個ほど製造できるという。パッケージには漫画家、日野日出志さんが描画した「まずい棒」のキャラクターもあしらった。

 鯖威張る弁当の販売価格は税別600円(予定)。10月4~8日にそごう千葉店(千葉市中央区)で開かれる催事で販売をスタートし、その後、犬吠駅の売店や移動販売で取り扱う予定。予約も受け付ける方針。

 同電鉄ではイベント時、銚子プラザホテル(銚子市)が考案したサバ寿司を電車型パッケージに包んで販売しているが、現在は通常時、駅弁は売っていないという。

 銚子漁港(同市)の昨年の水揚げ量は7年連続日本一で、このうちサバが半数近くを占めている。“サバのまち”をPRしようと、同電鉄はこれまでに、小話やダジャレを展示する列車「3843(サバヨミ)号」を運行している。

 弁当に関する問い合わせは同電鉄(電話)0479(22)0316。