最後の“潜入”児童興奮 タンクをキャンバスに「作品」 富津火力発電所 タンクの底に〝落書き〟

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富津火力発電所で5日、地元の小学6年生が、地下に増設された燃料タンクの底に“落書き”するイベントが行われた。二度と人が入れないタンクに潜入した子どもたちは、思い思いにペンを走らせた
富津火力発電所で5日、地元の小学6年生が、地下に増設された燃料タンクの底に“落書き”するイベントが行われた。二度と人が入れないタンクに潜入した子どもたちは、思い思いにペンを走らせた
クマや花の絵を描く児童=5日、富津市
クマや花の絵を描く児童=5日、富津市

 東京電力フュエル&パワー富津火力発電所(富津市新富)に液化天然ガス(LNG)の地下式タンクが増設され、地元の小学6年生が5日、タンクの底で記念の落書きを行った。LNGをためると二度と人が入れないタンクに“潜入”した児童たちは、思い思いにペンを走らせた。

 同所は、2015年6月から燃料となるLNGの貯槽タンク(容量12・5万キロリットル)を2基増設しており、1基目の完成に合わせて落書き会を開催した。1999年3月にも行っており、当時の子どもたちが書いた絵は今でもカメラで確認できるという。

 6日間に分けて全ての市立小学校の6年生約300人を招く予定で、初日の5日は環小と吉野小の児童が地下33・5メートルに位置するタンクの底に降りた。

 花と虹を描いた環小の田浦優香さん(12)は「いつもは書けないところに書けたのでうれしい」と笑顔。同小の曽師柊弥君(11)は「タンクの中に好き勝手に書けて楽しい」と満足そうに話した。タンクには来年4月からLNGを入れるという。