工場夜景の魅力発信 マップ配布、特別企画も 千葉市 市原市

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千葉ポートタワーから望む工場夜景=千葉市中央区
千葉ポートタワーから望む工場夜景=千葉市中央区
千葉市と市原市の観賞スポットを紹介する「工場夜景ガイドマップ」=千葉市役所
千葉市と市原市の観賞スポットを紹介する「工場夜景ガイドマップ」=千葉市役所

 京葉工業地域の工場夜景を観光資源として発信しようと、千葉・市原両市は絶好の観賞スポット5カ所を紹介する「工場夜景ガイドマップ」を新たに製作し、配布を始めた。10月5日に千葉市内で「全国工場夜景サミット」が開かれることもあり、夜景のPRに本腰を入れるのが狙いで、特別クルーズなどの特別企画も用意。いずれも9月3日から、参加申し込みを受け付ける。

 両市の臨海部には、千葉港に沿って「JFEスチール東日本製鉄所」などの工場が集積。その美しい夜景を観光に活用しようと、千葉市は2016年、全国工場夜景都市協議会に加盟した。加盟都市が一堂に会する同サミットは9回目で、市内では初の開催。市原市も今年、同協議会へ正式加盟する。

 両市は同サミットを機に観光客を呼び込むため、マップを製作。千葉市側は工場の琥珀(こはく)色の明かりを海上から見られる「千葉みなと発工場夜景クルーズ」、空から一望できる「千葉ポートタワー」などを掲載した。市原市側は北と南で全く異なる二つの工場夜景を楽しめる「養老川臨海公園」などを紹介している。

 スマートフォンで夜景を撮影する際のポイントも掲載。千葉市観光プロモーション課は「幻想的な眺めをマップ片手に楽しんでほしい。船上やタワーの展望室、地上と、観賞場所によって印象が異なるのも魅力」とPRする。A3判、両面カラー。1万部を発行し、両市役所や千葉駅前の観光情報センターなどで配布している。

 同サミットは10月5日午後1時半から、千葉市文化センターで開かれる。夜景観光の推進をテーマにした両市長のトークセッションや、同協議会加盟都市によるパネルディスカッションを実施。参加無料。定員は300人で、応募者多数の場合は抽選となる。

 同日は特別企画として、同製鉄所では初となる夜間の工場見学や、両市の工場地帯をつなぐ「京葉臨海鉄道」と工場夜景スポットを巡るツアー、千葉市の千葉みなとから出航する工場夜景クルーズも行う。同タワーは午後8時半まで、360度の夜景を堪能できる屋上オープンデッキを特別に開放する。

 同サミットの参加申し込みは9月3日以降、専用ダイヤル(電話)050(3819)2299へ。