ハルウララに感謝状 戦績生かし交通安全貢献 ニンジン600キロも 木更津署

  • LINEで送る

交通安全に一役買い、感謝状をもらったハルウララ=御宿町
交通安全に一役買い、感謝状をもらったハルウララ=御宿町

 一度も馬券が当たらなかった生涯成績を生かし、「クルマに当たらないで」と呼び掛ける交通安全ポスター作製で事故防止に貢献したとして、木更津署(矢野義春署長)は、元競走馬・ハルウララに署長感謝状とニンジン約600キロを贈った。交通安全に一役買ったハルウララは、ご機嫌な様子で大好物を頬張った。

 ハルウララは、連戦連敗がかえって人気を呼び、113戦0勝で引退した22歳の元競走馬。この戦績に着目し、同署が夏の交通安全運動に合わせてポスターとリーフレット計2千枚を作製したところ、ファンが求めに来るなど反響を呼んだ。同署は、ポスター100枚を増刷し、今後も事故防止に役立てる考えだ。

 ハルウララは2012年12月から、御宿町の牧場「マーサファーム」で余生を過ごす。ハルウララとともに感謝状を受け取った同牧場の宮原優子さん(35)は「非常に光栄でうれしい。現役時代の成績は不本意だったが、こうやって注目を浴びて良かった」と話した。

 同町出身でハルウララの起用を考案した同署交通課の石橋芳弘さん(41)は「ハルウララ効果で交通事故を抑えていきたい」と意気込んだ。