神輿担ぎ「御浜下り」 町内練り歩き豪快に海へ 寒川神社

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神輿を担いだまま海へ入る「御浜下り」=20日、千葉市中央区
神輿を担いだまま海へ入る「御浜下り」=20日、千葉市中央区

 寒川神社(千葉市中央区)の例祭で、大神輿(みこし)を担いで氏子町会を練り歩く「神輿巡幸」が20日、行われた。担ぎ手は同区長洲や末広を中心に回った後、夕方に千葉ポートパークの海岸に到着。砂浜から神輿を担いだまま豪快に海へと入る「御浜下り」を執り行った。

 神輿巡幸は豊漁を祈る神事を起源として、平安末期の1127年に始まったとされる。戦後に同神社の例祭となり、市地域文化財に登録された。

 同日、神事を見守ろうと、多くの地域住民や家族連れが同パークを訪れた。担ぎ手は砂浜に設けられた斎場での神事の後、来場者が見守る中、威勢のいい掛け声を上げながら神輿とともに海へ。浜に上がったり海に入ったりを3回繰り返し、みそぎを行った。

 友人と訪れた美浜区の北条ヒサさん(70)は「海に入っていく神輿が美しく、感動した。大通りを進む神輿とはひと味違う。担ぎ手の思いが一つになっているのを感じた」と真剣な表情で見入っていた。

 きょう21日には同神社で祭典が行われる。