憩いの場に戦争の面影 演習場だった千葉公園 【軍都 ちばの今 平成最後の夏に歩く】(上)

 県都千葉市の玄関口・JR千葉駅。県内有数のターミナル駅のほど近い土地に、旧日本陸軍の施設が立ち並んでいたことを知っているだろうか。笑顔で人々が行き交う商店街や未来を担う子どもたちが集う文教施設、市民が憩う都市公園にかつては軍靴の音が響いていた。戦後73年、平成最後の夏に「軍都」と呼ばれた街を歩いた。(千葉市政部・加藤優、藤田泰彰)

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