石177キロ「よいしょ」 神明神社で力比べ大会 千葉市中央区

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2貫の石を持ち上げる参加者
2貫の石を持ち上げる参加者
「さし石さんが大会」で約177キロの石を持ち上げ、大人の部個人戦で優勝した山下さん=29日、千葉市中央区の神明神社
「さし石さんが大会」で約177キロの石を持ち上げ、大人の部個人戦で優勝した山下さん=29日、千葉市中央区の神明神社

 「えいっ」「よいしょ」-。綱をくくりつけた重い石を持ち上げて力比べをする「さし石さんが大会」が29日、千葉市中央区の神明神社で開かれ、参加者が熱戦を繰り広げた。明治時代に一度は途絶えたという伝統行事だったが、地域住民らによって復活。今年で3回目となる大会には約200人の“力自慢”が集結した。

 石の重さは2貫(約7・6キロ)から「横綱石」の36貫(約137キロ)までの12種類があり、横綱石に1袋10キロの重しを四つまで加えることができる。石を持ち上げてから10秒耐えれば成功で、その重量を競い合う。JFEスチール東日本製鉄所(中央区)と千葉大生を中心としたNPO法人「Drops(ドロップス)」、神明町自治会が地域を盛り上げようと企画し実現した。

 子どもの部は個人戦、大人の部は団体戦と個人戦が行われ、参加者は果敢に重い石に挑戦。最重量の石が持ち上げられると観客からは拍手と歓声が上がった。

 子どもの部に参加した中央区の大宮皐君(8)は「今度はもっと重い石を持ち上げたい」と来年に向けて気合十分。大人の部個人戦で約177キロを持ち上げ優勝した中央区の会社員、山下隆之さん(44)は「10秒がこんなに長いとは思わなかった。優勝できてうれしい」と額の汗を拭い、白い歯をのぞかせた。