芝山を桜でいっぱいに 7月28日、復活へ初の慈善フェス テングス病、3年間祭り休止

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「芝山町を桜でいっぱいにしたい」と願う江原良枝実行委員長
「芝山町を桜でいっぱいにしたい」と願う江原良枝実行委員長
竹炭サークル「かぐや姫」が竹で作った募金箱は桜の花がかたどられている
竹炭サークル「かぐや姫」が竹で作った募金箱は桜の花がかたどられている

 病気で枯れた芝山公園(芝山町芝山)の桜を復活させたい-。そんな思いから地元有志が集まり桜フェス実行委員会が発足。夏休み期間中となる28日、芝山仁王尊・三重塔前特設ステージを会場に初の「桜フェス」が開催される。同公園の桜はテングス病で枯れ、恒例だった桜祭りは2015年を最後に開かれていない。フェスでは桜祭りの復活を目指し、桜募金で植樹のための浄財を集める。江原良枝実行委員長は「フェスを毎年継続し、芝山一帯がいつもどこかで桜が咲いているようになれば」と願う。

 桜の名所だった同公園では過去13回、桜祭りが開かれ、ステージでの歌謡ショーやダンスショーなどに多くの町民らが盛り上がった。しかし、テングス病により名物の桜が枯れ、15年4月6日を最後に桜祭りが中止に。町も調査などを進めてきたが、再開のめどは立っていない。

 「芝山にたくさんの人が来てほしい。音楽なら若者も集まってくれる」。地元有志が集まり本年5月、実行委員会が発足し、会場で桜募金をして植樹費用を集める「桜フェス」の開催にこぎ着けた。

 「千本桜チャリティーライブ2018~お寺で音楽フェスin芝山仁王尊」と題したフェスには、白子町出身のシンガーソングライター「イダセイコ」はじめ「うすいなおこgu:若林大道」、「田園地帯」、「JUNK-TION」、「Brother」の県内アーティスト5組が参加予定。募金箱は地元の竹炭サークル「かぐや姫」手作りで、5本の竹を集めて上から見ると桜の花になっている。

 「イダセイコ」さんは桜フェスのために新曲を書き下ろし、7日に風和里しばやま(空の駅・道の駅)で披露する予定もある。

 江原実行委員長は「来年1~2月に植樹できれば、第一歩がスタートできる」といい「芝山公園の桜が咲き乱れてみんなが桜祭りを楽しめるようになり、町外からもたくさんの人に来てもらえれば」と話す。芝山町の木は「ヤマザクラ」。開花時期の異なるたくさんの種類の桜を植えて、千本桜の町実現へと夢は広がる。

 桜フェスは28日午前10時~午後4時。参加無料。アーティストグッズ販売やケバブ、焼きそば、かき氷、芝山産品などの出店も。芝山仁王尊、山武士芸術祭共催。問い合わせは桜フェス実行委員会(電話)0479(77)0145へ。