千葉市、パーク&ライド社会実験 車からモノレールへ 動物公園駅前広場 20日から17台分募集

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 千葉市は7月、若葉区の千葉都市モノレール動物公園駅前広場で、自家用車から公共交通機関に乗り継ぐための駐車場を設ける「パーク&ライド」社会実験を始める。主に通勤での利用を想定し、周辺の交通渋滞緩和とモノレール利用の促進を目指す。社会実験を前にきょう20日から、駐車場17台分の利用者を募集する。

 自家用車を最寄り駅に駐車(パーク)し、公共交通機関を利用(ライド)して目的地まで移動してもらう取り組み。市有の同広場に17台分の駐車場を整備し、月5千円で貸し出す。利用者へのアンケートで目的地や公共交通機関の乗車区間、利便性などを調べ、本格運用につなげる。

 同モノレールに委託し、2020年6月末まで実施。市交通政策課によると、同駅は市動物公園前にあり、やや離れた場所に住宅街が広がる。周辺の穴川十字路などでは通勤時間帯に渋滞が発生。同課は「渋滞を緩和できれば環境負荷の低減にもつながる。時間に正確なモノレールをぜひ利用して」と呼び掛けている。

 社会実験は市が公共交通の利便性向上に向け12年度に策定した実施計画「市総合交通政策」の一環。現在、20年度までの第3次施策が進行中で、乗り継ぎ拠点としての鉄道駅の機能向上を目指す「パーク&ライドの整備推進」が盛り込まれている。

 市は16年10月~17年3月にも、花見川区の市有地駐車場と都心部を高速バスで結ぶ「千葉北パーク&バスライド」社会実験を実施。車からバスに乗り換えて都心部へ向かうルートの需要を調べる目的だったが、駐車場の利用率は1日当たり1台未満にとどまり本格運用には至らなかった。

 同課は今回の社会実験についても「利用者の動向を検証し、需要の有無を調査したい」と慎重な姿勢を示した。駐車場の利用受け付けは先着順。問い合わせは同モノレール経営企画課(電話)043(287)8216。