プールに壁画鮮やかに 山武出身芸術家、バルサミコヤスさん描く 蓮沼ウォーターガーデン

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巨大な魚が描かれた壁画の一部で手形を付けるバルサミコヤスさん(右)=山武市
巨大な魚が描かれた壁画の一部で手形を付けるバルサミコヤスさん(右)=山武市

 山武市出身の女性芸術家、バルサミコヤスさん(26)が描いた巨大な壁画が、同市蓮沼のプール「蓮沼ウォーターガーデン」にお目見えした。殺風景だった園内の一角が、色とりどりの海の生き物が泳ぎ回るにぎやかな空間に生まれ変わった。

 バルサミコヤスさんは華やかでポップな作風が特徴の若手芸術家。テレビ番組などの美術スタッフを務めたほか、市内外で個展を開いたり芸術イベントに参加したりと幅広く活動している。

 作品があるのは、身長120センチ以下の子ども向けアトラクション「トドラーキッズスペース」の外周40~50メートルの壁面。「Happy Days」がテーマで、すっきりと晴れた真夏の青空を思わせる明るい背景いっぱいに、赤や白、黄、桃色など鮮やかなペンキで魚や太陽、虹などを描いた。

 今年3月、近くの広場にある橋で高校生と壁面アートを共同制作したのが関係者の目に留まり、今回のプロジェクトを依頼されたという。色塗り作業にはインターネットなどを通じて県内外から集まった親子連れらも挑戦。魚の絵のうろこ部分には参加者それぞれがペンキで手形を付け、自らの制作の跡を刻んだ。

 バルサミコヤスさんは「ここに遊びに来るたびに自分の手形を見て思い出してくれたら」と期待を込めた。

 現在は閉園中。今シーズンは7月7日に開園予定。問い合わせは同プール(電話)0475(86)3171。