子育て世帯向けに一新 「あったらいいな」を実現 UR千葉幸町団地

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URが子育て世帯向けに改修した部屋。手前の壁はマグネットボードに、奥の洗面所入り口はチョークボードを採用した=17日、千葉市美浜区の千葉幸町団地
URが子育て世帯向けに改修した部屋。手前の壁はマグネットボードに、奥の洗面所入り口はチョークボードを採用した=17日、千葉市美浜区の千葉幸町団地

 独立行政法人都市再生機構(UR)は17日、千葉市美浜区の千葉幸町団地で子育て世帯向けにリフォームした部屋(面積40平方メートル)を報道関係者に公開した。育児中のUR職員がアイデアを出し合い、子育て世帯に優しい内装に大変身。県内で初めての取り組みで、2部屋(賃貸)を用意した。あす19日から先着で入居者を募集する。

 URは2014年、同団地を地域医療福祉拠点化取り組み団地に位置付け、段差解消などバリアフリー化した低層階の部屋を高齢者向けに貸し出すなどしてきた。多様な世代が暮らすまちを目指す同取り組みの一環として、今度はエレベーターの設置に併せて若い世代向けの部屋を準備することにした。

 部屋は「赤ちゃんと、安全に、シンプルに暮らす」をコンセプトに2DKを1DKに改修。料理をしながらでも子どもの行動を見守ることができるダイニングに対面したキッチンを取り入れ、4・5畳の和室は防かび性能などに優れた樹脂の畳を採用した。洗面所の入り口は、絵を描いたりメッセージを残したりできるチョークボードに。人感センサーの明かりを備えた玄関は、ベビーカーが置けるように広めの土間を確保した。

 育児中のUR職員がパパ・ママ目線で意見を出した「あったらいいな」の設備も実現。ダイニングのキッチン側の壁はマグネットパネルになっており、玄関脇には上着や帽子などが掛けやすい有孔ボードを配置した。

 入居の対象は18歳未満の子どもを同居で扶養する世帯(申し込み時に妊娠している場合も含む)。家賃は5階が5万3200円、3階が5万2800円。

 URの担当者は「団地の活性化のため若い世代を呼び込みたい。今後も子育て向けの部屋を拡大していく」としている。