流山駅前 machiminオープン 世代超えた交流拠点に 観光案内 おみやげ販売

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流鉄流山駅前にオープンした交流拠点「machimin」のコミュニティースペースと、仕掛け人の手塚さん=流山市
流鉄流山駅前にオープンした交流拠点「machimin」のコミュニティースペースと、仕掛け人の手塚さん=流山市

 流山市の流鉄流山駅前に、観光案内や流山発祥の白みりんのおみやげを販売する地域の交流拠点「machimin まちをみんなでつくる」がオープンした。地域の世代を超えた交流と、観光客と住民の交流の相乗効果で、流山本町の活性化を図る。

 店舗はかつてタクシーの待機場だった空き倉庫を改装。「菓子製造所付きのコミュニティースペース」、「体感型ツーリズム拠点」との位置付けで、白みりんを使ったマシュマロとキャラメルのセット(500円税込)を製造、販売している。

 菓子製造に携わるのは、「いつか菓子作り教室を開きたい」「お店を持ちたい」との思いを持つ地域のママたちが中心。夢の実現と活躍の場を提供した。

 店舗内のコミュニティースペースは畳敷きで、田舎でくつろぐ雰囲気。流鉄や本町のジオラマが展示され、窓の外に流鉄の車庫が見える。周辺散策のガイドツアーの発着場にもなって、観光情報を発信する。

 市の流山本町・利根運河ツーリズム推進事業補助金を活用している。改装には住民のボランティアが協力し、畳や机、座布団などは料理屋などの不要品を譲り受けた。

 立ち上げたのは「壁を壊して輪を作る」を合言葉に流山で「WaCreation」を起業し、世代間交流と地域活性の事業を仕掛ける手塚純子さん(34)。4年前に流山に移住した2歳と9カ月の2人の子どもを持つ母親だ。これまで、高校生を対象にした介護のイベントを開いたり、横浜市や千葉市などを巻き込み地域の良さを競う「シビックパワーバトル」を開催して実行委員長を務めた。

 コミュニティースペースにはノートを置いて、街の課題やその解決策を見た人に書き込んでもらい、さまざまな世代が知恵を出し合うようにした。手塚さんは「みんなで話し合い、多様性を認め合える空間をつくって、流山本町に若い人を呼び込みたい」と意気込む。