マレーバク、26歳で老衰 国内最高齢の雌「ユキミ」 千葉市動物公園

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26歳で死んだ雌のマレーバク「ユキミ」(千葉市動物公園提供)
26歳で死んだ雌のマレーバク「ユキミ」(千葉市動物公園提供)

 千葉市動物公園(同市若葉区)は11日、同園草原ゾーンで飼育する雌のマレーバク「ユキミ」が死んだと発表した。雌としては国内最高齢の26歳で、死因は老衰だった。

 同園によると、ユキミは5日、下痢や発熱を発症。10日朝、立てなくなったユキミを飼育員が見つけ、同日午前11時半ごろに息を引き取った。

 ユキミは1991年7月14日に東山動植物園(名古屋市)で誕生。92年4月、千葉市動物公園に引っ越してきた。子の「ユメタ」(雄、11歳)と共に暮らしており、好物はリンゴなどの果物。穏やかな性格から来園客に親しまれていたという。

 同園は17日まで動物科学館1階に記帳台を設置する。担当者は「急なことだったのでとても残念。ただ、死ぬ前日まで好きなものを食べ、死因が病気でなかったことが不幸中の幸い。ユキミらしい最期だった」と惜しんだ。

 マレーバクはマレーシアやタイなど東南アジアの森林地帯に生息し、飼育下での平均寿命は20歳前半。絶滅危惧種に指定され、国内では現在約35頭が飼育されている。体重は250~300キロ。