成田スカイアクセスあす開業 国交相ら850人出席 都内ホテルで記念式典

 東京都心と成田空港を最速36分で結ぶ「成田スカイアクセス(成田新高速鉄道)」があす17日から開業するのを前に、運行主体の京成電鉄(東京都墨田区、花田力社長)は15日、東京都内のホテルで開業記念式典を開いた。前原誠司国交相や森田健作知事ら多くの来賓をはじめ関係者ら約850人が出席し、世界の主要空港に並ぶ新たな空港アクセスルートの完成を祝った。

 成田スカイアクセスは、京成上野駅と成田空港駅間約64キロを北総線経由で結ぶ。同線を走る新型スカイライナーは最高時速160キロと、在来線では国内最速。途中駅の日暮里から空港第2ビル駅は最短36分で結ばれ、運行時間は現在の51分から15分短縮されるという。総事業費は約1200億円。

 スカイライナーは上下合わせて1日54本運行し、運賃は特急料金を含め片道2400円(小児1200円)。開業日の17日のダイヤ改正により、スカイライナーはすべて成田スカイアクセス経由となり、新型車両で運行する。

 また、東松戸や新鎌ケ谷、千葉ニュータウン中央駅など北総線主要駅に停車する一般特急「アクセス特急」の運行も同時にスタートし、県北西部の交通の利便性の向上が期待される。

 運行に先立ち行われたこの日の式典には、成田空港会社の森中小三郎社長や車両をデザインした山本寛斎氏らも出席。あいさつに立った花田社長は「2002年の鉄道事業許可からわずか8年で開業の運びとなった。運行時間が現行より15分短縮されることで、世界の主要空港のアクセスに肩を並べることができ、成田空港がより身近に感じられると自負している」と胸を張った。


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