印西市「線路使用料改定を」 北総鉄道に値下げ要求

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 北総線の高運賃問題で、印西市は23日、北総鉄道が千葉ニュータウン鉄道に支払っている小室-印旛日本医大駅間の線路使用料に関する協定内容を見直し、運賃の大幅値下げを行うよう求める要求書を両社とグループ企業の京成電鉄に送付したと発表した。市によると、市単独で同様の要求書を出すのは初めてという。

 要求書では、「10年に一度の線路使用料の改定時期が3月に迫っている」とした上で、現在の使用料が年額25億円超と膨大なため、協定の見直しにより使用料を引き下げて運賃値下げを実現するよう求めている。

 市交通政策課によると、板倉正直市長が昨年6月の北総鉄道の株主総会でも同様の要求をしたが、同社は協定が国土交通省の認可を受けていることや、今も多額の有利子負債を抱えること、千葉ニュータウン鉄道の累積赤字が解消されないことなどを理由に、「現在の運賃制度の維持が最優先」と回答したという。

 北総鉄道の担当者は「要求書は届いたが、私企業間の契約に関する話なので、協定の内容については答えられない」としている。