たき火で焼き芋 サルもほっこり 大寒に千葉市動物公園

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たき火に近づき、出来たての焼き芋を頬張るサル=20日、千葉市若葉区の千葉市動物公園
たき火に近づき、出来たての焼き芋を頬張るサル=20日、千葉市若葉区の千葉市動物公園

 暦の上で寒さが最も厳しいとされる大寒の20日、千葉市動物公園(千葉市若葉区)は飼育するサルたちに温まってもらおうと、サル山に用意したたき火で焼き芋を振る舞う初の試みを行った。サルたちは見慣れない火に少し戸惑いながらも、出来たての焼き芋を頬張った。

 32匹のニホンザルの前で職員が木の枝や落ち葉に点火し、サツマイモを投入。サルたちは当初警戒して近づかなかったが、火が収まって焼き上がると一部のサルが慎重に手を伸ばし、安心したのか仲間も続いた。

 たき火の煙から離れてじっくりと味わう様子に、集まった来園者は「かわいい」と写真撮影。家族で訪れた木更津市の会社員、千葉ゆかりさん(32)は「黙々と食べる姿が幸せそう」。飼育員の伝見勇さん(26)は「来園者にもほっこりしてもらえたら」と見守った。

 同園によると、安全のため、たき火のそばに飼育員を配置し、消火器も用意。予行演習も行った。サルへのたき火による焼き芋の振る舞いは愛知県の「日本モンキーセンター」で冬の名物になっており、参考にしたという。

 今後は今月28日~来月25日の各日曜日に実施。雨天、強風の場合は中止する。