最上級千粒ずらり さらに厳選、三笠宮家へ 館山でイチゴ選果式

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館山市内で行われたイチゴの選果式。皇室に献上するため12農家から持ち寄られたイチゴが生産者らによって選別された=JA安房館野支店
最上級品のイチゴをパック詰めする生産者ら=18日、館山市

 イチゴの名産地である館山市で18日、皇室献上イチゴの選果式が行われた。JA安房いちご部会館野支部の12農家が真っ赤に輝く自慢の紅ほっぺを出品。生産者らは朝早くから選別と箱詰めに精を出し、同日、三笠宮家へ献上した。

 イチゴの献上は、1959年に秩父宮妃殿下が市内の花畑などを見学されたことを機会に、翌年から始まった。97年からは、三笠宮家を通じてお福分けがされている。昨年は三笠宮崇人親王殿下が亡くなったことから中止された。

 選果式の会場となったJA安房館野支店には、市内から集められた最上級品約千粒がずらり。生産者らはさらにその中から一つ一つ厳選し、丁寧にパック詰め。1箱に4パック入れ、7箱を献上のために白い布に包んでいった。

 同部会の井上英雄部会長(71)は「昨年の台風による影響が心配されたが、色やつや、甘さも良いのができた。館山の早い春を食してもらいたい」と話した。