個性派そろう非公認組 市民有志「勝手に活動」 白井市盛り上げるご当地キャラ 【地方発ワイド】

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着ぐるま~ずの眞水代表(左)と個性的な非公認キャラクターたち
着ぐるま~ずの眞水代表(左)と個性的な非公認キャラクターたち
白井市のマスコットキャラクターなし坊
白井市のマスコットキャラクターなし坊

 自治体のイメージアップに欠かせないキャラクター。白井市では、「なし坊」と妹の「かおり」のマスコットキャラクターがPRに貢献する。これら公認組に比べて個性的なのが非公認キャラクターの面々。市の知名度向上を目指して市民有志が「勝手に活動」しており、得意の「おしゃべり」と特異な容姿がイベント会場で人気を集めている。

(習志野支局 坂巻洋一)

 なし坊・かおりは、市の公式行事にも参加する。福島県伊達市との友好交流協定締結後の植樹には、なし坊が出席した。兄妹には、父「ゆたか」、母「さち」、祖父「ちょうじゅうろう」、祖母「たか」の家族がいる。ゆたかは豊水、さちは幸水で、なし坊以外の名前は白井市の特産ナシの品種に由来する。

◆着ぐるみで活性化

 一方、個性の強い非公認キャラクターの筆頭は「しろい地底王国忍者じねんじゃー」。ふるさと産品の農作物、自然薯(じねんじょ)がモチーフで、ほのぼのとしたご当地キャラクターの中で異彩を放つ。

 2016年1月、じねんじゃーを応援する市民有志のグループ「着ぐるま~ず」が発足した。メンバーは男女6人。同市の会社員、眞水徹さん(48)が代表で、同市を拠点に着ぐるみを活用した地域活性化と市の知名度アップを狙って「勝手に活動している」(眞水さん)と言う。

 じねんじゃー以外にも個性派がそろう。「しろい循環☆ナッシー号マン」「白い大根くん」「びゃくしん大魔王」「黒ほし仮面」「赤ほしレディ」の面々で容姿、名前ともにユニークだ。

 同グループは、これらキャラクターを「着ぐるモン」と呼び周知を図っており、眞水さんは「会話で触れ合うのが特徴。新しいキャラクターのジャンルとして確立したい」と語る。

◆メリットは自由度

 じねんじゃーはテレビに取り上げられたこともあり、市内外で活発に活動する。今年は9月に富士登山を行った。10月28日は市内で開催された「ときめきマルシェ2017秋」に、白い大根くんとそろい踏みで出現し子どもたちから歓迎された。

 同日の市イベント「ナゾトキウォーキング」はナッシー号マンを探す内容で、非公認キャラクターが市行事に“抜擢(ばってき)”された。イベントでは57組がゴールし、ナッシー号マンの出迎えを受けた。

 こうした、着ぐるモンの活躍について眞水さんは「市の知名度アップにつながるのでうれしい」と喜ぶ。

 ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)による迅速な情報発信も非公認のメリット。着ぐるま~ずでは、こうした自由度を生かして「おもしろいまち白井」を目指している。