ヘチマで歯磨きライオン君 児童が栽培、458本プレゼント 千葉市動物公園

  • 0
  • LINEで送る

児童から贈られたヘチマたわしで遊ぶ雄ライオンのアレン
石田園長(右)に栽培したヘチマたわしを手渡す小学生=10日、千葉市若葉区の市動物公園

 千葉市動物公園(千葉市若葉区源町)が飼育するライオンの歯磨きに役立ててもらおうと始まった「ヘチマ100本プロジェクト」で小学生が10日、丹精込めて作ったヘチマたわし458本を同園に贈った。歯磨き効果があるヘチマを遊び道具としてライオンに与える取り組み。雄ライオン「アレン」と「トウヤ」が早速ヘチマにかみつくと、子どもたちは歓声を上げて喜んだ。

 ライオンの歯の健康維持に同園は、ネコ用に売られているヘチマたわしに着目。敷地内で栽培して与えようとしたが、1週間に1本使うと2頭で年間100本以上必要になる。そのため近隣の源、草野、幸町、松ケ丘、高浜海浜の市立5小学校などに協力を求め、児童らにヘチマを育ててもらうことにした。

 贈呈式では児童が石田戢園長にヘチマたわしを手渡した。子どもたちが見守る中、飼育員がライオン舎に投入すると、2頭は興味津々な表情でヘチマに飛び付き、かんだり転がしたりして楽しんでいた。

 源小4年、北島美稀さん(9)は「皮をむき、種を取るのに苦労したのでぜひ役立ててほしい。本当にライオンがヘチマで遊んでいて、意外な発見になった」と驚いていた。