震災受け安全強化に8割 11年度設備投資 総額58%減の89億円 京成電鉄

 京成電鉄は2011年度の鉄道事業設備投資計画を公表した。総投資額は前年度計画比58・6%減の89億円と、成田スカイアクセス(昨年7月開通)関連投資が前年度に多額に上った反動で急減した。東日本大震災の発生に伴い、災害対策関連を含む安全強化事業に全体の8割近い69億円を投じる。

 災害対策では、駅や高架橋の耐震補強工事を実施するほか、軌道の整備や盛土の補強を計画的に推進。具体的には、町屋、千住大橋、京成千葉の各駅施設や日暮里-青砥間の高架橋の耐震補強、震災で被害を受けたユーカリが丘-京成臼井間の本復旧工事などに取り組む。

 00年から続いている押上線連続立体化工事(12年度末完成予定)では、押上-八広間1・5キロで上り線の仮線への切り替えと高架橋新設工事を実施。四ツ木-青砥間2・2キロは用地買収を進める。


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