房総通リズム春の観光特集2024

投影機“30歳”も現役 マニア寄せる「手動の味」 プラネタリウム館(船橋) 【夏・大人の自由研究】(4)

30歳たった今も現役で活躍するコスモくん=船橋市総合教育センタープラネタリウム館
30歳たった今も現役で活躍するコスモくん=船橋市総合教育センタープラネタリウム館
投影前に機材を念入りにチェックする解説員の丸井さん
投影前に機材を念入りにチェックする解説員の丸井さん

 JR東船橋駅から徒歩約15分。船橋市総合教育センター敷地内の一画にドームを備えた建物が、1987年開館のプラネタリウム館。ドームの直径は18メートルで、座席数は千葉県内最大の255席。30年にわたって子どもだけでなく、大人にも星空の魅力を発信し続けている。

 プラネタリウム投影機の現在の主流は球形の小型モデルだが、同館の通称・コスモくん(五藤光学研究所製)は、モリソン型と呼ばれる昔ながらの外観。近頃は懐かしい姿の投影機を見るために、わざわざ遠方から足を運ぶマニアも ・・・

【残り 394文字】



  • LINEで送る