いすみ鉄道の再生秘話紹介 今後の「夢の事業」も 著書で鳥塚社長

 いすみ鉄道(大多喜町)の鳥塚亮社長(50)が、赤字ローカル線の再生に道筋をつけるまでの奮闘劇を秘話を交えて一冊の本にまとめた。航空会社部長職を投げ打って好きだった鉄道の世界に転身した中年男性が挑戦姿勢の大切さをアピールしている。

 「いすみ鉄道公募社長危機を乗り越える夢と戦略」(講談社刊、四六判、194ページ、1470円)と題したビジネス実録書=写真。初版4千部で全国書店で発売された。

 「これはっ!」。著書はすべてのきっかけとなった同鉄道の社長公募を伝える新聞記事を妻に見せられた時の興奮からスタート。面接会場での地元首長との緊迫したやりとり、前例のない訓練費用自己負担運転士の募集事業に難色を示した当局との内輪話、キハ52型ディーゼルカー復活運転までの取り組みを紹介。沿線住民や鉄道ファンを驚かせる今後の「夢の事業」にも触れる。


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