震災響き9%純減益 本業堅調も流通業低迷 京成電鉄11年3月期

 京成電鉄が10日発表した2011年3月期連結決算は売上高が前期比1・9%減の2378億8700万円だった。本業の鉄道事業は堅調だったが、流通業が低迷。東日本大震災に伴う設備修繕費などの損失も響き、純利益は9・3%減の120億2700万円だった。減収減益は2年ぶり。

 主力の運輸業は0・6%増収。鉄道乗客数が2億5880万9千人で0・6%増えた。震災直後の減便の影響を受けたものの、それまでの景気回復基調を背景に定期利用が順調。昨年7月の成田スカイアクセス開業も奏功した。ただ、タクシー特措法に伴い連結子会社の帝都自動車交通がタクシー減車を実施したため、運輸業全体の売上は微増にとどまった。


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