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メキシコから市民団両国ゆかりの地巡る 御宿、活発に国際交流

 御宿町と姉妹都市のメキシコ・アカプルコ市の市民団17人が同町を訪れ、町役場で歓迎式典が開かれた。石田義広町長ら関係者が出席し、さらなる友好関係の発展へ親睦を深めた。

 同市とは1609年、スペイン領だったフィリピンからメキシコへ向かう帆船が御宿沖で嵐に遭遇して座礁し、乗組員317人を救助した史実があり、1978年に姉妹都市協定を締結している。以降、市民が両国を行き来している。

 式典で石田町長は、「国際交流の町として、アカプルコ市の皆さまと一層交流を深めていきたい」などとあいさつ。元同市長のルイス・ウルニュエラ・フェイ団長は「厚遇を受け大変名誉に思う。太平洋を挟んでお互いの親善を深め合えることを確信している」と述べた。

 市民団は約400年前に救助の場所となった田尻海岸をはじめ、メキシコ記念公園や月の沙漠記念館など、両国ゆかりの地を巡った。

◆スペイン大使招きコンサート 「情熱の国」の映像も

 御宿町公民館で、交流のあるスペインと友好を深めるコンサートが開かれた。同国のゴンサロ・デ・ベニート大使ら大使館関係者らも駆け付け、ソプラノとチェンバロの協演に酔いしれた。

 コンサートでは、スペインの映像を投影しながら、チェンバロの平井み帆さんが解説して曲を弾き、ソプラノの阿部早希子さんが美声を響かせた。15曲を演奏し終えると、客席から割れんばかりの歓声が湧き起こった。アンコールでは同町の海岸がモチーフになった童謡「月の沙漠」を会場全員で熱唱した。

 コンサートは町による文化交流事業の一環。1609年の帆船座礁の史実を背景に交流している。


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