歴史絵巻さながら 桜吹雪の中、神幸祭 香取神宮

桜吹雪の舞う参道を歴史絵巻を思わせる大行列が練り歩いた=15日午後、香取市香取
桜吹雪の舞う参道を歴史絵巻を思わせる大行列が練り歩いた=15日午後、香取市香取

 歴史絵巻にうっとり-。香取市の香取神宮(高橋昭二宮司)で15日、春の伝統行事、神幸祭が行われた。桜吹雪の舞う参道を、かみしも姿の武者や剣士隊、華やかな衣装の稚児が練り歩き、歴史絵巻を思わせる大行列に、参拝客らはしばらく時を忘れて見入っていた。

 神幸祭は、正確な資料が現存しないため、起源は明らかでないが、古絵図などから約800年前に始まったと伝えられる。てんぐを先頭によろい武者やみこしを担ぐ氏子たちの他、赤い陣羽織に手甲、脚半姿の神楽隊「おらんだ楽隊」も登場。約300人の行列が、本殿前から駐車場まで進んだ。

 おらんだ楽隊は、同市扇島地区に伝承される県指定無形文化財の郷土芸能。リズミカルな演奏を桜色の参道に鳴り響かせ、行列や沿道の参拝客を盛り上げた。同神宮の神幸祭は12年に1度、午(うま)年に行われる式年神幸祭が有名。1882年以降は11度開催しており、次回は2014年に予定されている。


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