屋上汚泥から8千ベクレル超 市内初の指定廃、一時保管 野田の小学校

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 野田市は24日、市立二ツ塚小学校屋上の側溝汚泥から指定廃棄物の基準(1キログラム当たり8千ベクレル超)を上回る放射性セシウム同1万5750ベクレルが検出されたと発表した。同市で汚泥が基準値を超えたのは初めて。市は既に汚泥を撤去。今後、特措法に基づき、指定廃棄物として手続きを進める。

 市は今月、柏市の公共施設敷地内で高い空間放射線量が測定されたことを受け、公共施設300カ所で側溝汚泥などの点検と線量測定を開始。国の除染基準は測定高1メートル(子ども関連施設は50センチ)で毎時0・23マイクロシーベルトだが、市は独自に測定高をより厳しい5センチに定めている。これまでに市の基準値を超えた場所はない。

 一方、14、15日、太陽光パネル屋根貸事業の対象となった市立小中学校12校の屋上で側溝汚泥の線量を測定したところ、5校で市の基準を超え、最大毎時0・85マイクロシーベルトが測定された。市は汚泥を撤去し、放射性セシウム濃度を簡易検査。うち二ツ塚小の汚泥のみ、セシウム濃度が指定廃棄物の基準値を超えたという。

 撤去した汚泥は市役所敷地内のコンテナに囲まれた仮置き場で一時保管。指定廃棄物の対象となるのは約5立方メートルで、セシウム濃度が基準値内だった4校分については一般廃棄物として処理する。