るるぶで魅力発信へ 移住狙い生活情報紹介 旅行誌初刊行 東金・九十九里

 地域の魅力を広く発信しようと、東金市と九十九里町がJTBの旅行誌「るるぶ」を共同で初めて製作した。一帯が海や山に囲まれた土地柄なことから、アウトドアやグルメの情報が満載。転入を促し人口減少に歯止めをかけることを狙い、生活情報などもふんだんに盛り込んだ。3カ国語版計7万6千部を発行、27日から順次、全国のJTB店舗や地元行政関連施設など約100カ所で無料配布する。

 構成は表紙も含め36ページ刷り。主なターゲットを首都圏の子育て世代に据えており、カラー写真を多用したポップなデザインに仕上げた。サーフィンや釣りといったマリンレジャー、近世の面影を残す旧跡、海山の幸を楽しめるモダンなカフェなどの特集ページを設けたのも特徴。また、最後の4ページは通勤、医療、保育制度など生活情報を充実させた。

 東金市企画課によると、両自治体のるるぶ刊行は初めて。抜群の知名度を持つ九十九里と、都心や海外とのアクセスが良く比較的住みやすい東金の双方の強みを打ち出し、相乗効果を狙った。日本語版を6万部作成したほか、東京五輪を視野に海外客の来訪増も期待し、英語・中国語版もそれぞれ8千部ずつ用意した。国の地方創生交付金を製作費に充てたため、市と町の実質負担はない。

 同課担当者は「手に取って一度、東金・九十九里に足を運んでほしい。子どもを産み育てる人が増え、地域が盛り上がる一助になれば」と期待を込める。

 問い合わせは同課、電話0475(50)1122か、同町産業振興課、電話0475(70)3175。


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