性的少数者の理解促進 超党派で議連発足 問題解決働き掛け 地方議会で初、船橋市議会

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議員連盟設立の趣旨を説明する日色会長(左から2人目)=船橋市役所

 LGBTといわれる性的少数者への理解を深めるため、船橋市議会議員の有志が超党派で「船橋市LGBT・性の多様性を考える議員連盟」(会長・日色建人市議)を発足させ、27日に記者会見を開いた。日色会長らによると、LGBT関連の議連は都道府県議会を含め、地方議会では全国初という。日色会長は「行政が拾えなかった困っている人の声を聞き、問題解決の働き掛けをしたい」と設立意義を強調した。

 同議連には市議会全会派から議員17人が参加。外部アドバイザーに片岡洋子千葉大学教育学部教授兼同大付属小校長と、NPO法人すこたんソーシャルネットワークの伊藤悟代表の2氏が就いた。

 同議連によると、同性愛や性同一性障害といった性的少数者を理解し、課題に取り組む議連は国会議員で構成している例はあるが、地方議会では全国で初めて。

 船橋市の議連は、世田谷区議で性同一性障害を告白している上川あやさんらを講師に招いた勉強会を4回開いており、今後もこうした勉強会や、諸団体との意見交換会、医療機関や行政窓口、教育現場のLGBTに関する実態調査などを重ね、近隣市などとの連携も進める方針。

 日色会長は「学校、職場で人知れず不利益を受けている人もいるはず。議連の活動をオープンにすることで、そうした人の助けになれれば」と話している。