ライオン効果11万人増 本年度来園70万人見通し 千葉市動物公園

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 千葉市動物公園(千葉市若葉区源町)は、昨年4~12月の来園者数が54万1349人に上り、前年同期と比べ約11万人増加したと発表した。千葉県内唯一のライオン展示を始めるなど施設リニューアルが奏功。このまま順調にいけば、前年度55万人を切った来園者数が7年ぶりに70万人を超える見通し。

 同園は1985年開園。園内に遊園地ができ100万人を突破した91年度をピークに来園者数が低迷し、2005年度にレッサーパンダ「風太」の人気で80万人台まで回復したものの、近年は老朽化した遊園地の閉鎖などで再び減少傾向に転じ、15年度は平成になってワーストの54万人だった。

 本年度はライオン効果が顕著だった。施設の魅力アップを目指して同園が策定した「リスタート構想」の目玉として、雄の「アレン」「トウヤ」を昨年4月下旬から公開。ガラス越しに目の前でライオンが見られることもありすぐさま大人気になり、大型連休期間中は見物待ちに長蛇の列ができるほど。5月の来園者は前年を3万6千人近く上回った。

 ライオン展示と同時に遊園地跡にオープンした小動物と交流できる「ふれあい動物の里」も好評。7月には初の試みとして夜間バーベキューも企画し、7月の来園者は前年より約2万2千人増加した。

 来園者が70万人を超えれば09年度以来。同園は「イベントの充実や売店の品ぞろえの見直しなどで、さらなる魅力向上につなげたい」と話した。