「黒板ジャック」児童驚き 冬休み明け、白墨で精巧な絵 松戸・北部小

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黒板から鳥が飛び出すトリックアートも。作品を制作したアーティストの傍島さん(右)=10日、松戸市立北部小学校
チョークとは思えない武蔵野美大・鈴木蘭菜さんの精巧な絵

 登校した児童が黒板を見てびっくり。新学期が始まった松戸市立北部小学校(梶間美江子校長、児童527人)で10日、冬休み中に黒板に絵を描き、児童を驚かす「黒板ジャック」が行われた。チョークで描かれたとは思えない精巧なアート作品に、児童から「すごい」と歓声が上がった。

 松戸駅周辺の町会などで組織する「松戸まちづくり会議」と、アートによる松戸の活性を図る「PAIR」が企画。4月に90周年を迎える同校の記念事業の一環で行われた。

 作品は全国で黒板ジャック活動を展開する武蔵野美術大学の学生、鈴木蘭菜さん、加藤恵里さん、志田真菜実さん、関口朋夏さんや、プロのアーティスト、市内の聖徳大学の学生らが今月6日、6年生の教室と多目的室などにそれぞれの作品を描いた。

 「トリックアートと黒板アートの融合は世界初ではないか」というアーティストの傍島賢さん(37)は、黒板から飛び出そうとする鳥を立体的な構図で描いた。児童らは「鳥が突っ込んでくる。すごい」と驚きの表情を見せた。

 別の教室ではお菓子や星の絵が子どもたちを出迎え。「おいしそう」と指を差す児童の様子に、描いた聖徳大学4年の冨岡美咲さん(22)は「喜んでくれてうれしい」。

 教室の絵は、授業のためその日のうちに消されたが、多目的室などの絵は20日の授業参観まで保存する。