新春の空に次々と 日米300人が降下 陸上自衛隊第1空挺団 戦闘想定し複合訓練も 船橋

  • 0
  • LINEで送る

輸送機から次々と降下する隊員=船橋市の陸上自衛隊習志野演習場
訓練に初参加した米軍兵士

 陸上自衛隊第1空挺団による新春恒例の「降下訓練始め」が8日、船橋市薬円台の習志野演習場で行われた。今回は米軍が初参加し、自衛隊唯一の空挺部隊の精鋭とともにパラシュートを使った降下訓練を展開した。

 訓練には、同部隊をはじめ航空自衛隊や沖縄に駐留する米軍第1特別部隊群第1大隊の15人(降下は9人)を含む約300人の日米の精鋭が参加。C-130H輸送機やヘリコプターなど航空機16機と、各種車両12台や120ミリ迫撃砲なども投入された。

 冷たい風が吹き付ける演習場で一般来場者が見守る中、兒玉恭幸第1空挺団長ら各指揮官の降下で訓練がスタート。上空約340メートルを時速210キロで飛ぶ輸送機から隊員が次々と降下。パラシュートが開き、演習場内に無事着地するたびに、隊員らへ大きな拍手が送られた。

 隊員らの降下後に、ヘリを使った隊員や車両、砲門の輸送や、着地した隊員らと攻撃ヘリによる戦闘などの複合訓練が次々と展開された。

 約1時間半にわたる訓練を終えた隊員を前に、若宮健嗣防衛副大臣が「持っている高い能力に満足せず、さらなる高みを目指して日々精進し、実戦で使える力を養ってもらいたい」と訓示し、訓練を締めくくった。