大しめ縄作り 迎春準備 重さ200キロ、7割完了 成田山新勝寺 【師走スケッチ2016】

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 師走に入った1日、成田市成田の成田山新勝寺で、正月の参拝客を出迎える大しめ縄作りが大詰めを迎えている。地元農家に特注して厳選した約2500束のわらを使い、完成すると横6・6メートル、縦1・5メートル、重さは200キロに達する。

 成田山の大しめ縄は、稲穂をつるしたような「照範(しょうはん)じめ」と呼ばれる独特の形状が特徴。江戸元禄期に寺の中興の祖・照範上人が、五穀豊穣(ほうじょう)を願って作ったのが始まりとされる。

 長さをそろえながら大きな房にして編んでいく作業は11月上旬からスタート。境内の工務所ではこの日、職員の男性2人と奉仕員の女性らが作業に追われた。

 すでに工程の7割が完了しており、責任者の秋葉文夫さん(57)は「9月の悪天候でわらの出来はいまひとつで選別に時間がかかった。残り3割も丁寧に仕上げたい」と意気込んだ。

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 年末の風物詩や街角の写真を地方版で紹介します。