こだわり発酵食で豚の味噌麹焼き丼 グルメ大会で特別賞 道の駅こうざき

  • 1
  • LINEで送る

全国の道の駅グルメ大会で特別賞に選ばれた「豚の味噌麹焼き丼」=神崎町松崎
東庄産の豚肉にしょうゆ麹とみそなどをブレンドしたオリジナルソースを絡める

 道の駅「発酵の里こうざき」(神崎町松崎)のカフェ・レストラン「オリゼ」の人気料理「豚の味噌麹(みそこうじ)焼き丼」が、9月に京都で行われた道の駅グルメ日本一を決める初開催のイベント「道-1グランプリ」で特別賞に選ばれた。神崎の担当者は「こだわっている発酵食品を使った部分を評価してもらえた。この賞をきっかけに、もっと町を知ってもらえたら」と話している。同道の駅では受賞を記念し、年内は通常850円の丼を特別に650円で提供する。

 道-1グランプリは、9月24、25日に京都府京丹後市で開かれた道の駅グルメ日本一を決める初イベントで、主催者選考を通過した全国20品で競われた。県内からは神崎だけがノミネート。料理を食べた来場者による投票で順位を争った。

 豚の味噌麹焼き丼は、上位3品を逃したが、スポンサー7社による特別賞のうち、旅行情報誌「じゃらん」から受賞。グランプリは道の駅もてぎ(栃木)の「ゆず塩ら~めん」だった。

 神崎の丼は、メインの焼き肉に、養豚が盛んな東庄産のSPF豚のロース肉を使用。これに発酵の里で町おこしに取り組んでいる神崎の特長を生かし、しょうゆ麹とみそなどの発酵食をブレンドしたオリジナルソースで味付けし、ご飯の上にキムチや青物などと一緒に盛り付けた。

 同じみそ麹を使った豚の焼き肉定食(950円)と併せて同道の駅開業以来の看板メニュー。今回は来場者が食べやすい丼スタイルで初挑戦した。料理長の東條義宏さん(51)は「こだわった地元のみそを使って考えたメニューが特別賞になってうれしい。来年はグランプリを狙いたい」。

 また、イベントに出品したテイクアウト式の同料理の弁当(500円)も道の駅内新鮮市場の総菜コーナーで取り扱う。担当者は「発酵の里というコンセプトを前面に出したメニュー。お米も地元産」と強調。弁当は1日10~20個程度製造する予定だという。

 同道の駅は昨年4月、国道356号バイパス沿いにオープン。県内では24番目の施設で、国土交通省が全国35カ所で選定したユニークな地域おこしの企画を重点支援する道の駅の一つ。ドライブインのような機能の他、全国から取り寄せた約300種類の発酵食品の販売や情報コーナーなどを設けた「発酵市場」や、道の駅では珍しい24時間営業のコンビニ店などからなる。問い合わせは、電話0478(70)1711。