高さ60メートル、眺望楽しんで 「キサラピア」7月1日開業 木更津に県内最大級観覧車

 東京湾アクアラインの接岸地・木更津市金田東地区に7月1日、県内最大級の高さ60メートルの観覧車を有するアミューズメント施設「キサラピア」がオープンする。観覧車を含む八つのアトラクションがあるほか、ぜいたくで快適なキャンプ「グランピング」を楽しめる複合施設「ワイルドビーチ」を併設する。アウトレットパークと隣接しており、集客の相乗効果に期待が集まっている。

 キサラピアの敷地面積は約2・7ヘクタールで、観覧車を含む遊園地エリア(0・7ヘクタール)は遊園地経営「泉陽興業」(大阪市)が、ワイルドビーチ(2ヘクタール)はアウトドア施設企画「リクリエーションズ」(東京都江東区)が運営する。

 泉陽興業によると、東京湾を一望できる観覧車は、冷暖房を完備したバリアフリー仕様のゴンドラ(定員6人)が36台あり、約12分で1周する。コースターや迷路などを併設し、年間100万人の集客を想定する。

 リ社によると、ワイルドビーチは、西海岸をイメージしたキャンプ・バーベキュー場、モーテルスタイルのキャンピングホテル、770トンの白砂を内包したレストランで構成される。最大200人の宿泊が可能。月1万人の来場を想定する。

 「グランピング」は、グラマラス(魅力的な)とキャンピングを合わせた造語で、宿泊施設などが提供するぜいたくで快適なキャンプスタイル。初心者や女性が手軽に楽しめ、近年、広がりを見せている。

 同社の担当者は「西海岸というイメージで運営したいが、対象の町は限られる。(木更津は)ビーチテイストが提供でき、都心からのアクセスも良い」と進出の理由を説明した。

 立地する金田東地区は、土地区画整理事業が完了し、三井アウトレットパーク木更津など商業施設の進出が相次ぐ。キサラピアの開業を受け、同市の渡辺芳邦市長は「滞在時間が増え、客層も広がる。地域の商業施設との相乗効果で街の魅力がますます高まれば」と期待した。


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