潮風感じ砂上で熱戦 伝統行事に児童173人 九十九里小「渚の運動会」

 九十九里町の片貝海岸で2日、同町立九十九里小学校の「渚の運動会」が開かれた。校庭ではなくビーチを利用した、この近辺でも珍しい運動会。紅白に分かれた173人の児童は潮風を肌で感じながら、柔らかい砂の上をはだしになって元気よく駆け回った。

 渚の運動会は30年以上続く同校の伝統行事。学校が海岸まで徒歩圏内で海が身近な環境にあることから、児童に地元らしい思い出をつくってもらおうと毎年この時期に開かれている。

 今回行われたのは玉入れや障害物競走、綱引きなど6種目。駆け付けた保護者や周辺住民、紅白双方の応援団らの歓声が飛び交う中、参加した児童は時折砂に足を取られて転倒したりしながらも、優勝を目指して一生懸命走り回った。

 優勝した白組の応援団長、石川拓冶君(11)は「練習では負けていたけど、紅組に絶対に勝ってやると思って一人一人が全力で頑張れた」と誇らしげな表情。紅組の荒川円花さん(11)は「砂の上で走るのは難しく、足の速さだけで勝負が決まらないところが面白い」と話していた。


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