舞台は「柏」 アニメ制作 市民有志が街の魅力発信

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 動画を通じて地域活性化を図ろうと、柏市民有志らが柏の街を舞台にしたご当地アニメ「超普通都市カシワ伝説」を制作し、動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」で公開を始めた。脚本家の村井真也さん(38)が展開する「できる街プロジェクト」の一環。地元ならではの話題に笑いを交え、視聴する人に分かりやすく街の魅力を紹介している。

 村井さんは同市在住で、2015年秋放送の連続ドラマ「ブスと野獣」の脚本を手掛けた。昨年8月、「ものづくりの発信の場に」と、個人で同プロジェクトを始動。賛同した同市の会社員、楠本慶彦さん(28)をプロデューサーに据え、アニメの制作を始めた。

 超普通都市カシワ伝説は1話約5分。第1話では女子中学生とマスコットキャラクター「テガちゃん」が、同市の手賀沼を背景に会話を繰り広げる。制作スタッフは映画「平成狸合戦ぽんぽこ」の音楽監督で、市内で音楽教室を主宰する渡野辺マントさんや、漫画家の中道裕大さんら。

 声優はオーディションを通じ、エントリーした約50人から高校生を含む16~23歳の女性5人を選出。楠本さんは「柏に対する熱い想いを特に重視して採用した」と話す。

 事業費についてはインターネットで資金提供を呼び掛けるクラウドファンディングを活用する他、市内の商店などがスポンサーになっている。全20話を予定し、2話以降も制作中。村井さんは「知る人ぞ知る名所や市民おなじみの風景を取り上げ、多くの人に訪れてもらえるようなアニメを作りたい」と展望を語る。

 動画はユーチューブ内に開設した「超普通チャンネル」で公開中。チャンネル登録数5千人を目標にしている。問い合わせは楠本さん、電話090(5476)4356。