鉄道ファン景色満喫 菜の花揺らし里山旅 トロッコ再出発

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 車両故障に見舞われた小湊鉄道の里山トロッコ列車の定期運行が18日、再開され、千葉県内外から駆け付けた観光客や鉄道ファンらが市原市南部を駆け抜ける里山案内役の“再出発”を喜んだ。

 里山トロッコ列車は同社が昨秋導入した観光列車で、重厚感あふれる機関車に加え、天井をガラス張りにし、側面を吹き抜けにした客車が特長。2回目の定期運行で車輪部分にトラブルが生じ、田園風景を楽しむ旅は冬季休業を経て今春まで持ち越されていた。

 第1便にはこの日を待ちわびた約60人が乗車し、青空の下、上総牛久-養老渓谷駅間に広がる里山の空気を満喫。沿線の菜の花を眺めに訪れた木更津市の会社員、宮本麻里世さん(32)は「ドライブとは違った目線で楽しめた」とし、笑顔で散策に繰り出した。

 養老渓谷駅では、定期運行再開を祝うとともに養老渓谷を活性化させようと、地域住民や市内の飲食店有志が奮闘。開発されたばかりのジビエ料理などさまざまな特産品を販売し、観光客や鉄道ファンらに市の魅力をPRした。

 里山トロッコ列車は年内、原則として12月23日までの金、土、日曜や祝日を中心に運行。料金は通常運賃プラス500円。予約は同社里山トロッコ係、電話0436(23)5584。