中古2車両売却先決定 保育園と博物館へ 千葉都市モノレール

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 千葉都市モノレールが1両当たり35万円で売り出していた中古の2車両の売却先が決まった。1両は千葉市美浜区真砂の「チューリップ保育園」、もう1両は松戸市の私設博物館「昭和の杜博物館」が購入する。

 同社企画課によると、車両は1000形と呼ばれる旧式タイプで、1988年の開業当初から使われ、約190万キロを走行。老朽化が進み、昨年8月で引退し、同10月に売り出された。懸垂型モノレール車両の売却は珍しいといい、話題となっていた。

 長さは15メートル、高さは3メートルで重さは12・5トン。車両自体の価格に加え、移送費やクレーン作業費に100万円以上かかるというが、申し込みは8件に上った。同社が「恒久的に使ってもらえるか」「千葉都市モノレールのPRになるか」などを総合的に判断し、売却先を決めた。

 チューリップ保育園では、児童の遊具として使われる予定。園庭を開放しているため、地域の人も見学することができる。同園の藤井威郎園長は「子供たちにとって夢のある話。すぐに買おうと思った」と話した。

 一方、昭和の杜博物館では、展示用として使用される。