2016年2月4日 11:26 | 有料記事
江戸時代に庶民の遊び道具として親しまれた「大江戸玉すだれ」。伝統芸能を若い世代に引き継ごうと家元・佃川燕也さん(62)が、船橋市立飯山満小学校(鈴木信也校長)のクラブ活動に講師として参加し、4~6年のクラブ員11人にプロの技を伝授している。全国で唯一という大江戸玉すだれクラブは今月24日に本年度最後の授業を迎え、総仕上げの発表を行う。観客は3年生児童で、新年度クラブ員の勧誘を兼ね、校内で伝統を受け継ぐために11人が愉快に歌い、踊る。(船橋支局伊澤敏和)
「♪あ、さて、あ、さて、さては大江戸玉すだれ♫」-。軽快なリズムで始まる「かっぽれ玉すだれ」。丸めたり、ひねったり、伸ばしたりと、変幻自在に ・・・
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